鉱物資源調査開発事業(2)
机上調査
人工衛星画像、地質図、地形図や文献などの既存資料から対象地域の有望性を事前に検討します。中でも衛星画像の解析は、地質構造や鉱床変質の予想、有望地域の絞り込み、効率的な現地調査の計画立案に役立っています。
現地調査
机上調査検討結果を基に現地へ赴き、地表地質調査、地化学探査、物理探査、ボーリング調査等を行い、鉱床が存在する可能性を検討します。
地化学調査
ボーリング調査
拠点となるベースキャンプ
開発
有望と見込める鉱床が発見された場合、さらに密度の高いボーリング調査を実施し鉱量と品位を計算します。その結果に基づき、技術的、経済的側面から開発の可能性を評価・判断します。生態系や水系への影響の評価、環境対策も重要な検討要素となります。
地質解析
鉱床モデリング
採掘計画
閉山
地下に眠る資源は有限です。経済的に採掘可能な資源がなくなった鉱山は役目を終えます。閉山後、環境問題を引き起こさないようモニタリングや対策を講じることも資源開発の重要な事業です。
排水サンプリング
閉塞した坑口の点検