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汚染拡散防止対策

建物や設備を撤去せず敷地外への汚染拡散を防止する方法です。工場操業を継続するため浄化工事ができないが敷地外に汚染を拡散させたくないとき、汚染浄化対策費が高額で将来の土地利用目的に合わないときに選択する方法です。

① 地下水揚水

井戸から地下水を揚水し、地下水の流向を制御して汚染の拡散を防止します。揚水した地下水中に含まれる重金属、揮発性有機塩素化合物や油は抽出し処理します。稼動中の施設でも適用が可能です。

②不溶化

不溶化は、不溶化剤(化学薬品、天然鉱物等)を汚染土壌と混合し、重金属の溶出による地下水汚染を防ぐための土壌改良を行う方法です。比較的浅い深度の重金属土壌汚染の拡散防止対策に本手法を選択することがあります。

MINDECOは、不溶化工法の一種である「シーリングソイル工法®」での工事実績があります。

工法の詳細はシーリングソイル協会ホームページをご覧ください。

③ 舗装・被覆

舗装は、コンクリートもしくはアスファルトにより、汚染土壌を被覆して直接触れることと飛散を防止する方法です。重金属等の含有量が超過した汚染土壌に対し適用されます。